ハーブと香りの物語

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七夕


 今日は七夕。関東地方はものすごい雨でした。

 住んでいるところでは、急にバケツをひっくり返したような雨が降りました。室内での話し声が聞こえにくいほどに。
 これでは、牽牛が織姫に会うのも大変ですね。でも、天界では雨が降ると、カササギが群れ集まって翼を広げ、橋となって渡してくれるそうです。
  七夕の物語は、中国に古くから伝わっている伝説です。
 むかし、天の帝に一人の美しい娘がおりました。技芸にすぐれ、毎日、機(はた)を織って暮らしていました。
 そのうち、農耕に一生懸命な牽牛(けんぎゅう)と結婚し、二人は夫婦になりました。ところが、それからというもの織姫は、あれほど熱心だった機織りをやめてしまったのです。父の天帝は怒って牽牛を織姫から引き離し、銀河のかなたに追いやってしまいました。織姫はたいそう悲しみます。そんな織姫を見かねた帝は、年に一度、七月七日だけ逢うことをゆるしたのです。
 以来、牽牛は七月七日が来ると、銀河を渡って織女に逢いに来ました。その日が雨のため、水が増して銀河を渡れないと、鵲(かささぎ)が群れ集まって翼を広げ、橋となって渡してくれました。
 織姫は琴座の「ベガ」、牽牛は鷲座の「アルタイル」という星で、この二つの星が、年に一度、七月七日の夜に近づくところから、この伝説が生まれました。

日時:2010年7月 7日 20:33

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